課税価格の計算ついて

相続税の計算は課税価格を計算するところからスタートしますが、初めて遺産相続を経験する人にとっては難しいと感じる人も多いそうです。
しかし計算方法自体はそれほど難しいものではありませんので、是非覚えておいてほしいと思います。
それではここから課税価格の計算方法を紹介していきます。

まず最初に計算式は「本来の相続財産」+「みなし相続財産」を出し、その数字から「非課税になる財産と債務・葬式費用」を引き、最後に「相続開始前3年以内に贈与された財産」と「相続時精算課税制度を適用した場合に贈与された財産」をプラスします。
これだけ説明すると何のことだかさっぱり分からないという人もいると思いますが、ひとつひとつの意味を理解すれば簡単です。

「本来の財産」と「みなし財産」は前者がはじめから分かっていいた財産で、後者が亡くなった後に分かった財産です。
本来の財産は代表的なもので言えば現金や不動産、動産や各種権利などがあげられ、みなし財産は死亡退職金や生命保険金など亡くなってから出てくるものがあります。
次に「非課税になる財産と債務・葬式費用」とは文字通り借金や未払い金、葬式にかかった費用で、これらは相続税の対象にはなりませんのではじめからマイナスします。
「相続開始前3年以内に贈与された財産」は相続税に加えることが可能で、この場合は贈与された時点での価値によって計算します。
「相続時精算課税制度を適用した場合に贈与された財産」は贈与税を少なくして生前贈与できるもので、すでに贈与税を支払っている場合、相続税から引くことができます。

このようにひとつひとつの意味を理解すればなぜこのような計算になるのか分かると思いますし、これらを調べることがそのまま遺産についてはっきりさせることにも繋がります。
相続税は正しく納税しなければペナルティが発生する可能性もありますから、間違いのないようにひとつひとつ確実にクリアしていきましょう。